石川県で酪農を営みながら、牛乳を製造販売し、直売所で ジェラート・アイスクリームを販売 そのとき、思ったことを綴るblog
by ka0ru333
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震災による乳業界の現状
関東方面では、牛乳が見当たらないそうです。
生クリームも、無い 卵も無い
そんな連絡が入ってきました。
農林水産省からの資料がメールで届いていました。
以下転記
===================================
■ 震災による乳業工場への影響について
-------------------------------------------------------------------
(1)東北、関東の乳業は停電、燃料不足、包材不足等により一部乳業
工場において操業ができず、受乳ができない状況となっている。
(2)東北、関東地域の主な乳業工場のうち受乳が可能な工場は、現時
点で50%強である。
(3)停電については、宮城県以外では概ね回復しているものの、関東
地域における輪番停電により生乳の受け入れ、製品製造にも影響が
でているところ。
(4)燃料不足については、工場用と重油、集送乳用の燃油ともに不足
している状況であり、何とか酪農乳業用に手当ができないか、農林
水産省が経済産業省と協議しているところ。
(5)包材の中でも特に紙パックについては、主要6工場のうち3工場
(茨城県)が被害。このため業界全体の紙パックの供給量は通常時
の50%程度まで低下。
(6)乳業メーカーは、製造品目を需要の大きいものに絞り込むなど無
駄の排除を実施。併せて、他の飲料パックを製造している工場への
牛乳用紙パック製造の依頼等により、牛乳生産量の減少を最小限に
食い止める努力を継続中
(7)このように複合的な要素が生じていることから、様々な関係者の
努力にかかわらず、牛乳乳製品の生産の再開に至っていないところ
が多いため、一部、生乳の出荷ができない状況にある。
(8)今後、どの程度で工場が回復するか不明であるが、現時点で最も
大きな障害となっている紙容器については、数日中の回復は困難と
聞いている。
(9)今後とも情報提供に努めてまいりたい。
■ 配合飼料の供給体制の整備について
-------------------------------------------------------------------
(1)東北地方の飼料工場の被害状況は深刻。鹿島港についても荷揚げ
機能が損傷。製造・供給機能が復旧するには相当の時間がかかる見
込。
このため、他地域の飼料工場の生産能力をフル稼働させ、被災地
域に対する飼料の供給体制を整備すべく、全農及び商系メーカーが
一丸となって、業界を挙げた対応を進めているところ。
(2)農林水産省としても、他地域から東北地方に海路・陸路双方で供
給するチャンネルを確立すべく、必要な条件整備について、関係省
庁への働きかけを実施。
具体的には、生きるものである家畜のエサとしての飼料の重要性
に鑑み、飼料配送車を緊急車両として指定して頂けるよう、警察庁
に要請。
これを受け、3月16日付けで、警察庁から各県県本部長に対し
飼料配送車の緊急通行車両の指定について連絡。
飼料運搬用船舶の確保のための運用面の方策についても国土交通
省と協議中。
(3)飼料を乗せ、北海道、南九州を出港した船舶が秋田、酒田等日本
海側の港に向けて航行中(全農の場合、第1便、第2便が3月18
日、19日に到着予定)。
緊急通行車両による陸路での配送も今後本格化する見込。
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搾りたて牛乳で作った、牧場のジェラート いかがですか?
MooMooまきば WEBSHOP
http://www.moomoomakiba.com
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そんな連絡が入ってきました。
農林水産省からの資料がメールで届いていました。
以下転記
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■ 震災による乳業工場への影響について
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(1)東北、関東の乳業は停電、燃料不足、包材不足等により一部乳業
工場において操業ができず、受乳ができない状況となっている。
(2)東北、関東地域の主な乳業工場のうち受乳が可能な工場は、現時
点で50%強である。
(3)停電については、宮城県以外では概ね回復しているものの、関東
地域における輪番停電により生乳の受け入れ、製品製造にも影響が
でているところ。
(4)燃料不足については、工場用と重油、集送乳用の燃油ともに不足
している状況であり、何とか酪農乳業用に手当ができないか、農林
水産省が経済産業省と協議しているところ。
(5)包材の中でも特に紙パックについては、主要6工場のうち3工場
(茨城県)が被害。このため業界全体の紙パックの供給量は通常時
の50%程度まで低下。
(6)乳業メーカーは、製造品目を需要の大きいものに絞り込むなど無
駄の排除を実施。併せて、他の飲料パックを製造している工場への
牛乳用紙パック製造の依頼等により、牛乳生産量の減少を最小限に
食い止める努力を継続中
(7)このように複合的な要素が生じていることから、様々な関係者の
努力にかかわらず、牛乳乳製品の生産の再開に至っていないところ
が多いため、一部、生乳の出荷ができない状況にある。
(8)今後、どの程度で工場が回復するか不明であるが、現時点で最も
大きな障害となっている紙容器については、数日中の回復は困難と
聞いている。
(9)今後とも情報提供に努めてまいりたい。
■ 配合飼料の供給体制の整備について
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(1)東北地方の飼料工場の被害状況は深刻。鹿島港についても荷揚げ
機能が損傷。製造・供給機能が復旧するには相当の時間がかかる見
込。
このため、他地域の飼料工場の生産能力をフル稼働させ、被災地
域に対する飼料の供給体制を整備すべく、全農及び商系メーカーが
一丸となって、業界を挙げた対応を進めているところ。
(2)農林水産省としても、他地域から東北地方に海路・陸路双方で供
給するチャンネルを確立すべく、必要な条件整備について、関係省
庁への働きかけを実施。
具体的には、生きるものである家畜のエサとしての飼料の重要性
に鑑み、飼料配送車を緊急車両として指定して頂けるよう、警察庁
に要請。
これを受け、3月16日付けで、警察庁から各県県本部長に対し
飼料配送車の緊急通行車両の指定について連絡。
飼料運搬用船舶の確保のための運用面の方策についても国土交通
省と協議中。
(3)飼料を乗せ、北海道、南九州を出港した船舶が秋田、酒田等日本
海側の港に向けて航行中(全農の場合、第1便、第2便が3月18
日、19日に到着予定)。
緊急通行車両による陸路での配送も今後本格化する見込。
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by ka0ru333
| 2011-03-21 13:10
| 雑記